とめはねっ! 鈴里高校書道部 2 (2) (ヤングサンデーコミックス) もう6巻まで読んだ後なので全体像が見えているのですが、やはり話作るのがうまいなぁ・・・という実感です。加茂ちゃんと三輪ちゃんを中心に一定のリズムで学生生活の世界というか空間ができていて、それに絡むキャラとして主人公らしき二人のキャラがあるように思います。他のキャラもそれぞれ立ち位置がしっかりしていて、適当な所でふくよかなお話になるというか、きっちり「犬」まで存在感を発揮しています。 特に、主人公の一人の「半柔道少女」の天然ぶりは小気味よいですね。帰国子女のナイーブな彼の目線で語られているような感じは受けますが、結局メイン5人の物語ではあります。6巻まで読んだ限りその路線は特に崩れてはいません。 とにかく、「半柔道少女」の妙な「ガチャピン男子」への対抗意識は笑えます。「本人は気付かないうちに好意を持つ」という王道ぽい伏線も後にあるのですが限りなく薄いです、いまのところ。なんと言ってもまだお話は始動し始めたばかりというか、2巻時点でわざわざケチつけるレビューの意味がさっぱり解りません。 気分悪くなるので、レビューリンクは無しです。
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