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2011年06月14日


どう考えても、Edy の不思議。

人が使っているのを横目で見ながら、あまり興味は無かったのですが、
インターネットの「決済方法」をいろいろ調べているうちに、結構不
思議な立ち位置にいると思ったのでした。

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(c) 伊藤美華写真素材 PIXTA
とにかく、IC チップがその中にあるデータで自分自身を特定している わけでして、以前その中身をスキャンするアプリケーションのソース コードを読んだ事があるのですが、わりと単純だったりしています。 そのアプリケーションを作成するにはきちんとお金を払って基本ソフ トを購入する必要があります。 そもそも、識別しただけではどうにもならないので、何も危険はあり ません。これは、 IC チップ側を「決済する場所」に運ばないとお金 のやり取りが発生しないからです。中のデータが読めるからといって IC チップを複製できるものでも無いからです。 まあ、何かの私的な会員番号がわりに使えるはずです。 さて。 有名な使い方は、「おサイフケータイ」ですが、「チャージ」と普通 言われますが、要するに「前払い」です。プリペイドカードや、ギフ トカードと同じようなもので、前払いした証拠として何かをもらうの では無く、どこかのコンピュータにその金額が記録されるだけのお話。 使う時は、唯一その IC チップを持っている人だけが引き出せるわけ でして、まあ預入れ限度が超低い「銀行」と考えてもいいわけです。 だから「おサイフ」という表現がもっともリアルでマッチした言い方です。 写真素材 PIXTA
(c) saki写真素材 PIXTA
電子マネー「Edy(エディ)」 | Edyの使い方 で、よくよく情報をひも解いて行くと、結局運営している ビットワレット という会社のバックには「楽天」が構えていたわけで、あらためて楽 天の凄さに驚かされました。インターネットビジネスを一般ユーザ目 線で見て行くと、「楽天」は巨人ですね。どこにもでも出て来ます。 で、それはさておき。 思ったのは、どれだけのユーザがこのおさいふを使っているか知りま せんが、「ある一瞬」を考えた場合、平均でどのくらいのお金がプー ルされるんだろう・・・と考えるとちょっとミステリーです。システ ム関連の人間としては、「ぞぞっ」と怖かったりします。なんだか、 トンデモ無い悪魔みたいなプログラマが居たら、そんなのを全て引っ こ抜いてしまうんじゃ無いかとか。たしか、そんな映画かなんかあっ たような・・・・ 写真素材 PIXTA
(c) makaron*写真素材 PIXTA
エンジニアだから思うわけですが、フィッシング詐欺一つにしても結 局人間の弱さや無知を突いて来られると、いくらシステムを強固に固 めていても、悪い奴の餌食になる人は必ず存在すると思うわけです。 やはり、お金を使うシステムって怖いです。できればかかわりたく無い ですね。そのサービスを使うのも怖い。だからせめてここの説明ぐら いは読んで、インターネットの裏に居る悪い奴らの影ぐらいは意識で きるようにしたらいいと思います。 そのメール、本物ですか? どんな犯罪が起こっているの? : 三井住友銀行 ※ いろいろ銀行見たけれど、ここの解説はとても素晴らしかったです。
posted by at 2011-06-14 20:41 | Comment(0) | 知恵メモ : ネットマネー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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