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2012年09月06日


弁護士のくず 第二審 4 〜 著作権裁判の真相

弁護士のくず 第二審 4 (ビッグ コミックス)


本編のタイトルは、『盗作の深層』という、作品タイトルらしい表現をしていますが、周知のとおりこの作品は実際に盗作として訴えられて裁判を行った上で完全勝利したといういわくつきの結果をふまえて、それを全て叩き込んだものなので、読者が付けるタイトルとすれば、『著作権裁判の真相』がいいかな・・と。 Wikipedia にその『掲載差し止め請求問題』について概要が書かれていますが、この作品に登場する弁護士は、『著作権について良く知らない』という設定になっており、唯一実際の掲載差し止めを行った人物の職業が『弁護士』である事から、精一杯のイヤミだと読者は感じる事ができます。 しかし、実際のやりとりはとてもリアルで、『著作権裁判』の本質をじっくり熟考するに足る良くできた内容になっていると思います。 そもそも、『著作権』みたいな解りにくい裁判ではなくとも、白と黒がはっきりと分かれないのが法律と司法の世界でしょうし、しかし、これ(法治)が無いと人間として生きて行く上で何も守られないのは明らかなので、できれば良く知っておきたいですね。 本作読めばだいたい解りますが、『事実』と『表現方法』がキーワードとなっています。多少定義があやふやでしたが、『アイデア』というキーワードもあります。とにかく一度読んで損は無いですね。
posted by at 2012-09-06 21:29 | マンガ : ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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