亜人(4) (アフタヌーンKC) 1、2巻までの仮の路線から、いろいろ内部の議論を経て3、4巻へと移行した感じがとても伝わって来ます。特に、この4巻では、『不死』が仮に本当にある現象の場合、その現象を現実的にコントロールする為の知恵を蓄積しようとしています。ただ、無敵に蘇るのでは無く、そこに『運用』方法というか『マニュアル』を作ろうとしている。 ただ、テロの手段は、『不死』だから可能な方法を取っていますが、方法では無く現在ストーリの主軸となるテロの首謀者の、踏み込んではいけない何か怖ろしいものを描こうとしている感があります。並行して、何故か主人公となるはずの?『少年達』が描かれている段階。 残念ながら、いろいろお膳立ての為に『黒い幽霊』が活躍する場所が無いのですが、こちらも『伸びしろ』を探っている感はあります。作者陣営もいろいろ手探りのようです。 いずれにしても、それなりの議論がされてある方向を向いている感触はあります。 そもそも、マンガと言えどビジネスなんで、売れなきゃどうしようも無いけれど、将来性に賭けるのも商売のウチですよね。でなきゃ、プロなんて言ってもただの雑兵の集まりでしか無い。勝つまでやるんでしょう。 なのに、相変わらずというか、Amazon のレビューは斬新です。『キャラクタの設定が甘い』んですって・・・・。
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