弁護士のくず 第二審 4 (ビッグ コミックス)本編のタイトルは、『盗作の深層』という、作品タイトルらしい表現をしていますが、周知のとおりこの作品は実際に盗作として訴えられて裁判を行った上で完全勝利したといういわくつきの結果をふまえて、それを全て叩き込んだものなので、読者が付けるタイトルとすれば、『著作権裁判の真相』がいいかな・・と。 Wikipedia にその『掲載差し止め請求問題』について概要が書かれていますが、この作品に登場する弁護士は、『著作権について良く知らない』という設定になっており、唯一実際の掲載差し止めを行った人物の職業が『弁護士』である事から、精一杯のイヤミだと読者は感じる事ができます。 しかし、実際のやりとりはとてもリアルで、『著作権裁判』の本質をじっくり熟考するに足る良くできた内容になっていると思います。 そもそも、『著作権』みたいな解りにくい裁判ではなくとも、白と黒がはっきりと分かれないのが法律と司法の世界でしょうし、しかし、これ(法治)が無いと人間として生きて行く上で何も守られないのは明らかなので、できれば良く知っておきたいですね。 本作読めばだいたい解りますが、『事実』と『表現方法』がキーワードとなっています。多少定義があやふやでしたが、『アイデア』というキーワードもあります。とにかく一度読んで損は無いですね。
2012年09月06日
弁護士のくず 第二審 4 〜 著作権裁判の真相
2011年02月03日
新サラリーマン金太郎1〜5 / 4と5 は「なんじゃこりゃ」
2010年11月26日
ぱっと見とっつきにくい絵柄かもしれませんが、やっぱおもしろいです。「味いちもんめ」
新・味いちもんめ (1) (ビッグコミックス)大昔に、この「新」の前のを読んだ記憶があって、とにかく面白かったのを覚えています。どこかの待合室で読んだので全部読み切れていないのですが、近所のレンタルコミックで新刊で借りるものが無く、10冊に数あわせする為(10冊以上借りると一冊60円)に借りましたが・・・ やはり、おもしろいです。 当然板前の話で、料亭の中で展開するいろいろな人間模様を完全に板前修行中の主人公目線で描かれます。こういってしまうと平凡ですが、なんと言うか、小さな盛り上がりを常にばらまくという、お話の構成のとてもうまい作者さんで、つねになんだか新鮮なんですよね。 だから、似た漫画は全然テーマのちがう「キャプテン」みたいな感じだと思っています。キャラの味付けがうまいですね、シャレではなく本当に。
2010年08月01日
特徴があってかつシンプルなキャラクタが引きこまれる「少女ファイト」
少女ファイト(1) (イブニングKCDX)いやぁ・・・普通に面白いです。レビューもそういう感想書いた人がほとんどで、正直そんなに期待していなかったので、嬉しかったですね。とにかく、話の内容よりも、「画風」が自分の中では群を抜いています。ま、もちろんお話が「少女」なので女性のキャラに限られますが。 特に、キャラクタの「髪の毛」の書き方が、古き良き時代の漫画を思い起こさせるというか、最近のやたら細い線の漫画ではない安心感を感じます。なにせ、中には、サイボーグ009にそのまま出てきそうな女子高生も居ますし。 で、それらのそれぞれの魅力を持った女子高生の中で、何か少年のような単純さを持つ主人公が何故かやはり一番魅力を感じさせているうまさというか、商業ベースでこれは文句ないものだと思います。で、後何を足せばもっと売れるか、受け入れられるか・・・・って難しそうです
2009年12月12日
エンゼルバンク8
この手の物語のレビューの主旨はだいたい決まっていますね。この巻はまだ二つしか無かったけれど、想像どおり。
そもそも、作者が経験を元に書いてるはずもなく、取材を元にしたエンターテイメントなのだから、素直に真々子と桜木の関係に思いを馳せたいのですが・・・
もっと二人のやり取りを見ていたいです。
で、就職や転職に重要な情報としては今回たいした収穫は無く、作者もそろそろ小出しにしてるのかな? なんて。日本支配計画なんてのは物語の為にあるものなので、そればっかり出てこられても、ピンと来ないです。あ、いや、就職が差し迫った問題の学生達のためです。
私は根拠の無い転職活動なんてする気無いですから。
卒業生にも、エージェント使って成功している奴が居るので、やはりある程度自信のある人こそ、こういう場所へ赴くべきだとは思います。昨今不景気だけれど、こういう存在が成熟している世の中だと、なんだか不安を感じませんもの。
2009年07月09日
2009年06月24日
銀のアンカー
エンゼルバンク の姉妹品です(あっちのキャラも出演します)。 あちらは「転職」ですが、こちらは「新卒」です。そういう事もあって、一般社会人から見れば当たり前の事が並んでるような気がしないでもないですが、かと言って本の通りになかなかできるものでも無いのも事実です。 だいたい、大人は自分の事は棚に上げて学生の事をいろいろ言いますから(笑) 実際の学生には、「解説」が必要ですね。 この本を読んだからと言って、学生が変わるとはとうてい思えないし、ノウハウ的なところはまだ微弱です。 やはり、エンゼルバンクのほうがリアルな気がします。実際問題、読者をより広く得ようという実情があるので、全般的な事実 が多く、専門性が背景に流れる就職活動とは少し合致しないところもあります。 でも、学校関係者にはバイブルになるかもしれませんね。そういう意味でのノウハウはもっと出てきそうです。 それと。 作者さん、少し絵がうまくなりましたね(笑)
イニシャルD
2009年05月30日
エンゼルバンク
この5巻では「東大」というキーワードがネタになってますが、ご存知「ドラゴン桜」の時系列上の続編です。もちろん以前のどこか架空の実感の薄い「東大受験」ではなく「転職」 いずれにしても、これらは前作共に「取材」で得たそのスジのノウハウを元に、ノウハウを活かせる素材を持つ人材とのディスカッションで裏付けと想定内の創作を作者が独自の方法でまとめたものと思ってます。 なんで、話の中でも似たような事言ってますが、読み手がその利用価値において利用する体系書です。この話に意見するのは筋違いで、そもそもそんな事言った時点で作者に軍配が上がるという素敵な物語です。 で、3巻をさっそく「学生」にすすめました。内容そのものも参考になるでしょうし、 「おまえら新卒ってぬるま湯なんだから」と、利用してます。![]()
2009年05月16日
|
Seesaa の各ページの表示について
Seesaa の 記事がたまに全く表示されない場合があります。その場合は、設定> 詳細設定> ブログ設定 で 最新の情報に更新の『実行ボタン』で記事やアーカイブが最新にビルドされます。 Seesaa のページで、アーカイブとタグページは要注意です。タグページはコンテンツが全く無い状態になりますし、アーカイブページも歯抜けページはコンテンツが存在しないのにページが表示されてしまいます。 また、カテゴリページもそういう意味では完全ではありません。『カテゴリID-番号』というフォーマットで表示されるページですが、実際存在するより大きな番号でも表示されてしまいます。 ※ インデックスページのみ、実際の記事数を超えたページを指定しても最後のページが表示されるようです 対処としては、このようなヘルプ的な情報を固定でページの最後に表示するようにするといいでしょう。具体的には、メインの記事コンテンツの下に『自由形式』を追加し、アーカイブとカテゴリページでのみ表示するように設定し、コンテンツを用意するといいと思います。※ エキスパートモードで表示しています アーカイブとカテゴリページはこのように簡単に設定できますが、タグページは HTML 設定を直接変更して、以下の『タグページでのみ表示される内容』の記述方法で設定する必要があります
<% if:page_name eq 'archive' -%> アーカイブページでのみ表示される内容 <% /if %> <% if:page_name eq 'category' -%> カテゴリページでのみ表示される内容 <% /if %> <% if:page_name eq 'tag' -%> タグページでのみ表示される内容 <% /if %>この記述は、以下の場所で使用します![]()
|