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2013年08月19日


ガンツ『完全完結。』

過去様々な物語がありますが、終わらす事ほど困難なものは無いと思います。そもそも、たかが人間が考える程度のものであって人類の英知を結集するわけでも無く、せいぜい作者とその周りの数人の協力者が知恵を絞るんでしょう。

『過程における謎』は、読者が勝手に想像力を膨らませて何億通りもの流れを作ってくれるので、比較的どの世界でも成功するかどうかは作者の腕次第なところがありますが、『終わらせる』という事は、読者は全ての事実を現実世界の論理にてらしあわせて納得した上で『期待』をしています。

何を期待してるんでしょう。
終わらせるという事は、物語の流れは既に止まっているはずなんですよね。

特にこの『ガンツ』という世界を終わらるという事を人間の技でやるならやはりこうなるでしょうね・・・って終わり方でした。多少、作者さんにも疲れが見えるような気がしないでも無いですけれど。

物語は前巻までで終わってますって。

第37巻は、『終わらせる』為の落とし前の落としどころを確認するお話でしたっ。



posted by at 2013-08-19 21:15 | マンガ : ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月09日


進撃の巨人 11 が TSUTAYA の店頭に並んでいた日(8/8) Amazon はまだ予約で、表紙が表示されていなかった。



で、今日やっと Amazon 画像が貼れる事に。
( ・・・と思ったらまだ画像が更新されていない : 8/9 )
( 更新されていた : 8/10 )

内容はもちろん読みましたが、ほぼ想定通りというか戦闘シーンと『謎』への具体的な展開。前回までで、想像の範囲だった、ユミルの立ち位置がかなりはっきりしてきていて、『こっちとそっち』なんていうざっくりとした表現が使われていますが、ライナー達の回想シーンを裏付けるような対立が見え隠れします。

どっちも巨人であるのに対して、どうやら片側(ユミル)は、壁の中の巨人と同列っぽいですが、彼女はそもそも現状を『第二の人生』と言ってるので、特殊な立ち位置である事は間違い無いと思うのですが。

そして、ヒストリア(クリスタ)を中心に存在する『強固なる制約制度』なるものが、明らかに壁の中の巨人と関係あるのならば、ヒストリア(クリスタ)の中に流れる『血』が『どちらの血』なのか興味があるところです。

TSUTAYA で 8/8 にもらった



そして、今日(8/9) TSUTAYA からメール

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8/9に『進撃の巨人』11巻が発売!
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さらに! 同日発売『別冊少年マガジン』9月号をお買い上げいただくと、
別絵柄の「カードしおり」をプレゼントします!
これがあの有名な『フライングゲット』か。
posted by at 2013-08-09 19:34 | マンガ : ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月23日


進撃の巨人は、自分の中では『6種類』に分類されます

❶ エレン
父からの注射が由来と思われるが、最初は全く制御できなかった。『彼らの記憶』云々より、巨人に関連する種族が存在する事を推測できる。ライナー達がエレンを必要としているところから、他と一線を画す巨人であるはずである。( ライナーが『人類への攻撃』と言う以上、ライナーは人類では無いが、では『エレン』は人類? )

❷ アニ / ライナー / ベルトルト
同じ地域出身で、巨人化の能力を完全に制御しており、『戦士』としての使命を持ち、故郷へ帰る事を願っているが、何故か『エレン』がその為に必要である
 
❸ 獣の巨人
言語を複数扱えるようなので、高い知能を持つと考えられ、コニーの故郷の人間を巨人化したものと考えられる。彼の言動は不思議なものが多く、『調査する者』のようにも取れる。また、巨人に指示できる事と、巨人の中には人間が存在する事を前提とする発言をしている。小さな巨人(元の知能が低い)のみがわざわざ命令を無視した事から、『人間』であれば全て巨人化できる事となり、サイズ的なつじつまが合う。

❹ ユミル
ライナーが、『あの時の・・・』と言った回想より、どうも立ち位置が不明の巨人である。不確かではあるが、ヒストリアとの会話の中からも意味深なものがあり、巨人達との戦いの状況や戦った後の状態等、特異なものばかり感じられる。

❺ 壁の中の巨人
人類の為に自らを犠牲にした元人間・・・・と考えるのが普通

❻ 一般巨人
厳密には、南からやって来る巨人と、内部で発生した巨人に別れるが、種別としては本来同じものと考えられる。





posted by at 2013-06-23 19:00 | マンガ : ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月04日


『マギ』ってお話は物語として超えていかなきゃならないハードル多そうですもんねぇ。

15巻まではレンタルで読みました。が、ついに買ってしまいました。これで自力で買う物語が以下のようになりました。

1) 進撃の巨人
2) 修羅の門
3) コッペリオン
4) マギ

魔法学校核心準備編



マギに戻った時の描写はさて・・

もう、これだけがみんな楽しみで我慢してる(?) 魔法学校編ですが、マギはキャラ性格上、一人では何故かお話にメリハリが無くなるので、新しいキャラが出て来ます。なんか、事情がありそうですが、本筋とはあまり関係なさそう(今のところ)

結局一巻かけて、魔導師がどういうものかを解説するまでの下準備でした。しかし、そう考えるとこういう物語ってやはり単行本になった時の事を考えて作ってるんだろうなぁ・・・って思ったり。

まだ16巻だし

なんというか、日本はアニメと漫画の国ですからそもそものファンタジーのネタ的なものは先人たちが培ってきたバリエーションがあるので、お話の広げ方はいくらでもあるんでしょう。だから、余裕でお話が進んでる感のある『マギ』なんで、あせっても仕方無いし、読者としては待ち遠しさと戦いながら楽しむお話のうちの一つだと思うわけです。

しろーとがちょっと考えただけでも、『どう考えても当分終われない』お話です。

最後の振りはかなりひねりがあったので

どう、つじつまが合って行くかがちょっと楽しみです。このお話は、ストーリー的には正統派のお話なので、世界の成り立ちには納得のできる理由が無いと『マギ』そのものの存在に魅力が無くなってしまいます。

ま、ですが、考える作者の方も所詮ふつーの人間なんで、こういう脚本的なハードルの超え方を見て行くのも楽しみのうちの一つなのです。




posted by at 2013-03-04 08:00 | マンガ : ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月03日


テルマエ・ロマエを5巻まで読んだら・・・・『6巻まだか!』ってなった。

やはり読者は千差万別

かなりのいい評価ですし、そもそも沢山レビューされるというのは良く売れてる証拠です。『進撃の巨人』でもそうでしたが、そういう売れる物語ほど読者の辛辣な意見が多いのも事実。作者さんがたぶん必死の思いで育て上げたであろうがなんだろうが、『自分は納得できない』と言ってバッサリなんですよね。

このお話も、4巻から物語の方向が変わるわけで、商業的に言えば当然だと思ってる人も多いと思うんですよね。あんな偶然ばかりのお話の進め方ではいつか作者側か読者側に限界が来て終わってしまうはずです。でも、本来の物語としてのストーリー仕立てにすればもっと息を長くして連載できる可能性が上がると思うわけです。

というか、こういう仕掛けは作者さんだけでは無く、当然周りのプロとの話し合いや会議でフォローされてるはずなんだから、その結果としてこうなってるはずだし、こっちはこっちで楽しめばいいと思うのですよ。実際問題そのような仕掛けが功を奏して現在ヒット中なんだと思ってたんたですけれど・・・・






自分は漫画に多くを望まないタイプです

いや、正直日本に生まれて良かったというか、多くの物語に囲まれて生きていけるだけでしびれるくらい幸せです。ウチの学校には留学生も多いですが、実際問題日本のそういうアニメ的環境にあこがれてやって来る子達が多いです。

みんな普段はそうでも無いのにアニメとかの話になると目がらんらんとしてたり。マジで。

ま、そんな感性で言ってもこの物語は一気に読みたくなった部類で、確実に面白いのは間違い無いです。そんな途中ではありますが、マジ第5巻の終わり方は・・・・続きが気になって仕方無いんですけど!



タグ:マンガ
posted by at 2013-03-03 08:00 | マンガ : ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月02日


これって『ファンタジーですよね? ね? : テルマエ・ロマエ』

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)


表紙の絵柄がピンと来なかったので、ずっと放置してました。が、結果として『さすがヒットしてる作品は凄い』って事で落ち着きました。 そもそもの物語の軸になる事象が『タイムトラベル』なんで、ジャンル的には間違いなくファンタジーのはずなんですが、もう、日本人にとったら笑うしか無い平和な風景に過去のローマのクソまじめなおっさんが驚愕しつづけるという、なんともご都合主義の展開がひたすら続く不思議な物語。しかも、『お風呂限定・・・』 まだ、一巻読んだだけですが、4段階くらいで跳び続ける主人公。勢いはとどまる事を知らないようですが、一巻の最後で一つの落ちが・・・凄い。『本になった時の事を狙ったな・・・こりゃ』、と思いました。 内容的には、『エンジェル伝説』や『今日からヒットマン』と似たところかあると思います。いずれも当初は偶然の積み重ねで主人公の物語が紡がれていくところがです。ですが、だとしたら、こちらの主人公もいつかは『自力』で才能を開花させる・・・はずなんですけど。 だって、このノリで最後までは無理でしょ・・・ って、お風呂の最後って想像もつかないけど。
posted by at 2013-03-02 10:00 | マンガ : ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月12日


クレイモア : クレア復活。

CLAYMORE 23 (ジャンプコミックス)



結構ベタベタな展開ですが、主人公不在でずっとイライラしてました(それでなくても発刊スパン長いのに)。

お話の背景を彩る設定が過去に一度だけ出て来たという記憶がありますが、その実在が今回絵で明かされるわけで、まあ、お話がお話だけにいまさら驚く要素では全く無いのですが、この物語ももうすぐ終わるのかなぁ・・・というほうが心配です。

彼女達の身体的な特徴も明かされますが、それも別に特にどうって事は無いというか、もっと醜悪なものを想像してた時期もありましたが、やがて来る事なんで、やはりすっきりしたもんでした。

読者は登場人物と共に『謎』を追うものですが、その伏線も用意されているので、まだまだ盛り上がり要素は期待はできると思うのです。今回は、物語全体の中では最も大きな節目ではありましたが、内容としては誰でも想像の付く範囲で、読者としてはどちらかというと、『準備がやっと整った』という感じです。

創ってる人達は『プロ』なんで、決してこんなものでは終わらないはずです・・・よね。

と期待がどんどん膨らむわけですよ。



posted by at 2013-01-12 00:51 | マンガ : ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月06日


『クレイモア 22』の影にやっとクレアの影が・・・・

CLAYMORE 22 (ジャンプコミックス)


大好きで大好きで仕方のない大好きな漫画ですが、大好きなクレアが居なくなって久しい間、最後のクライマックスへとなだれ込む為の準備が着々と進んでいるような気がする本編です。 やっと、やっと、クレアの所在が語られ・・・かけましたが、発刊スパンの長いお話なんで、作者の苦肉の策のような気がしないでもないですね。あのままだと、クレアが『無い事になりそう』なので、でも具体的な裏付けを出すほどの展開に進んではいないわけですし。 というか、『彼』をどう使うのかが気になるところ。ここまで引っ張った壮大なお話をまとめ上げたいのは誰より作者さんでしょうし、とてもとても期待いっぱいです。 でも、次は来年なんでしょうね・・・・
posted by at 2012-09-06 21:01 | マンガ : ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月03日


「魔人探偵脳噛ネウロ」の松井優征による新連載「●●教室」

いやあ、ブログのタイトルにするにはちょっときつい単語なんで伏字なんですが、『進撃の巨人』以来のドキドキ感で襲われました。最初、ネウロ描いた人だと知らなくて、電車の中で読み始めてつい『これ凄い』とつぶやいてしまったとです。いや、自分大阪人ですけどね。

とにかく、『なんだこの新人は、最近のジャンプのラブラブ路線はうんざりしてたんだが、これで光明が開けた』

とはつぶやいてはいません。心の中で思いました。

ネウロの作者さんだと知ったのは家へ帰ってからで、今考えると絵柄も少し違ったような気がしたんですよね。ただ、あの世界の中の悪魔的な不純物はたしかに『ネウロ』のものですね。言われて初めて気づくような微々たるものですが、そもそも全く無しの状態から出て来た新人だったら『天才』ですし、ネウロあっての●センセイですわ。このダじゃれは、ダじゃれとは言えないインパクトを感じました。散々あの触手のバケモンぶり見た後ですし。

ただ、少年漫画である以上、なんらかの救いが無ければならないので、この分けのわからない状況はそのまま信じるわけにはいかないのですが、結局全て作者側がカードを握っているのでいかんともしがたい・・・はずなんですが、なんと一話目でその部分のサービスもしてくれてるわけですよ。

もう、読者の都合のいい空想膨らみまくり・・・・


二度読みしちゃいました。ジャンプで二度読みは初めてかもです。



posted by at 2012-07-03 00:04 | Comment(0) | マンガ : ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月16日


アニメの Fate/Zero の影響で、『Fate/stay night』をレンタルで一気読み中です


Fate/stay night (1) (カドカワコミックスAエース)



正直普通におもしろいと思います。若干、Fete/Zero のアニメの絵柄が良すぎたのと、こちらの主人公のノーマルさがインパクトに欠けるのはいなめないですが、いろいろなしがらみ無しに初めて読むぶんには十分なものだと思います。

レビューは、なんだかやたらと『ゲーム』なのかな? セーバールートがどうとか、絵がヘタだとか、原作のあのいい場面はどうしたとか書いてるのが多かったですが、初めて読む自分からすれば、『それはレビューって言えるの? 』ってな内容ばかりでした。

なんだか、楽しんで読んでるのに横槍入れられた感じです。

日本はこういうクリエイター層が死ぬほど厚くって、その恩恵を享受している身なんだから、もう少しクリエイターに優しくってもいいんじゃ無いの??? と、いつもいつも思うのです。

伸ばすなら、ホメ8、注2 ぐらいだと思うんですが。

とにかく、背景が全く解らなかったのが自分の背景なので、次の Fate/Zero のアニメが楽しく(10倍くらい) 楽しめそうです。


Fate/stay night (17) (角川コミックス・エース 150-18)





posted by at 2012-03-16 21:54 | Comment(0) | マンガ : ファンタジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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